台湾の国際弁護士が代表を務めるコンサルティング会社、趨勢コンサルティング合同会社(東京都、徐崧博代表)は10月2日、大津町引水にシェアオフィスとしても活用するビジネスセンターを開設した。
施設名は「趨勢ビジネスセンター・熊本」。場所は国道57号沿い、マクドナルド熊本大津店南側。敷地面積は405㎡。建物は木造2階建て、延べ床面積367㎡。フロア構成は1階がエントランスホール、個室型のシェアオフィス、会議室などで、2階がオフィススペース。駐車場は2台収容。設計・施工は㈱アネシス。ビジネスセンターの常駐スタッフ数は1人。同センターは、台湾から熊本に進出する企業と熊本から台湾市場を目指す企業の支援を目的に、双方の交流および情報発信の場として運営していく。また、入居企業の活動支援に加え、セミナーやビジネスマッチングイベントなども開催し、日台間の経済交流活性化を目指す。
最大10社の入居が可能で、既に複数企業の入居が決まっており、日本の医療機関と連携しガンの臨床実験を予定している台湾の新薬開発企業「朗齋生物医学股分有限公司」(※)の日本法人・朗斉㈱や、熊本市とTSMC近郊でサービスアパートメント型ホテルの開発を計画する台湾・高雄のデベロッパー「泰嘉開発」の日本法人・泰嘉地産㈱のほか、蓄電池分野に注力するエネルギーコンサルティング会社や物流・貿易会社などが入居する。
開所式で徐代表は「TSMCの熊本進出など経済的に良い影響がある一方で、色々な問題も増えていく。日台間の文化や商習慣の違いから生じる誤解を減らし、友好関係を深めることに貢献していきたい」とあいさつした。(宇治野)
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